アニワル「みんなに好かれる」_001アニワル「みんなに好かれる」_002
アニワル「みんなに好かれる」_003


「みんなに好かれたい!」というのは、誰にでもある感情だと思います。
ぼくもそうでした。
ぼくも昔は、「みんなに好かれたいし、嫌われるのは嫌だ」と思っていました。
いや…
正直に言えば…
出来る事なら、今でもそう思っているかもしれません。(笑)

それでも…
「みんなに好かれる事」は不可能です。
お話にもあるように、どんな人にも価値観や感性の合わない人はいます。
熱心なファンだったのに、応援をやめてしまう事も…
好いてくれていた友人や恋人でも、時が経つにつれて疎遠になっていく事もあります。
尊敬も友情も恋愛も、その時その時で気持ちは変わるものです。
時として…
血のつながった家族でさえ、関係を切る事もあります。

そう考えると…
いかに、みんなから好かれ続ける事が難しいのか、分かりますね。

でも…
気持ちが変わるのなら、もしかしたら…
自分を嫌う人と話をしてみて、嫌いが好きに変わる事もあるかもしれません。
実際に、そういた嫌いから好きになる事もよくあります。

しかし…
絶対そうなるとは限りませんし、そうなるのに時間がかかる場合もあります。
重要なのはそこなんです。
その“時間”に制限がある限り…
ぼくは、「みんなに好かれる必要はない」という考えです。
誰にでも、“寿命”という時間に限りがある以上…
世界中全ての人と交流して仲を深める事はできませんし…
上手くいくかも分からない、嫌いから好きにさせる事に時間を使うのは、もったいないです。

そうした時間に限りがあるのなら…
ぼくは、「嫌いな人を相手にする時間を、自分を好いてくれる人の為に使いたい」と考えるようになりました。
その好いてくれている方も、もしかしたら、その先離れていってしまうかもしれません。
それでも…
その瞬間では好きでいてくれるその気持を大切にしたいですし、そうした体験が素敵な思い出になって、人生が豊かになっていきますから。

今の学校教育では…
「みんな仲良く」とか、「話せば分かり合える」と教えられていると思います。
それは素敵な事ですし、ぼくもそうあれば最高だなと思ってもいます。
だけど…
現実は、そう上手くいかない事があります。
その“教え”が枷となって、人間関係が上手くいかない場合も多々あります。
「みんな仲良く」、「話せば分かり合える」と信じ…
「嫌いな人とも仲良くしなければ…」と無理をして、精神をすり減らして接する方もいますから。
それは、精神衛生上、良くない事です。

なので…
「嫌な人との距離の取り方」、「親や先生や学校は“絶対”ではない」、「価値観や考え方に、絶対に正しい事はない」、「分かり合えない人もいる事を知り、適切な接し方を学ぶ必要性がある」などなど…
多様性の時代だからこそ、そうした“教え”があってもいいのではと思ったりしています。
学校教育で教えるには、“ドライ”な考え方なので、難しいかもしれませんが…
そうした考え方は、“いじめ問題”にも通じてくる事だとも思っています。

中々、理想どうりにはいかない事だとも理解していますが…
こうした考え方を一人一人が学ぶ事で、コミュニケーションに対してのストレスや悩みが減ればいいなと、ぼくは思っています。