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好感度が仕事に繋がるタレントではない限り、 みんなに好かれる必要はないです。

ぼくも昔は、「みんなに好かれたいし、嫌われるのは嫌だ」と思っていました。
いや…
正直に言えば…
出来る事なら、今でもそう思っているかもしれません。(笑)

でも…
「みんなに好かれる事」は無理です。
お話にあるように、どんな人にも価値観や感性の合わない人はいるし…
好いてくれていた友人でも、時が経つにつれて疎遠になっていく事もあります。
友情でも恋愛でも、その時その時で関係性は変わります。

もしかしたら…
自分を嫌う人と話をしてみて、嫌いが好きに変わる事もあるかもしれません。
しかし…
それでも絶対そうなるとは限りませんし、そうなるのに時間がかかる場合もあります。

その“時間”に制限がある限り…
ぼくは、「みんなに好かれる必要はない」という考えです。
誰にでも、“寿命”という時間に限りがある以上…
世界中全ての人と交流して仲を深める事はできません。

時間に限りがあるのなら…
嫌いな人を相手にする時間を、自分を好いてくれる人の為に使いたいと考えるようになりました。
今の学校教育では…
「みんな仲良く」、「話せば分かり合える」と教えられていると思います。
それは素敵な事ですし、ぼくもそうあれば最高だなと思ってもいます。
だけど…
現実はそう上手くいかない事があります。
その“教え”が枷となって、人間関係が上手くいかない場合も多々あります。

なので…
「嫌な人との距離の取り方」、「親や先生や学校は絶対ではない」、「価値観や考え方に、絶対に正しい事はない」、「分かり合えない人もいる事を知り、適切な接し方を学ぶ必要性がある」
などなど…
多様性の時代だからこそ、そうした“教え”があってもいいのではと思ったりしています。
学校教育で教えるには、“ドライ”な考え方なので、難しいかもしれませんが…。