

今回は、コミュニケーションに関しての事ですが…
これを言われて不満や怒りを感じた経験をした方は多いと思います。
ぼくもその内の一人です。
その場を盛り上げる為だったり、自分は「面白い」と思っての発言でも…
相手にとっては、不快だったり傷つく事があります。
これは、相手の容姿をイジったり、セクハラのような発言で笑いをとろうとする場合が多いようで…
それを言われた側は、面白くない所か、ただただ気分が悪くなります。
さらに…
そうして反応に困っていると、「ノリが悪い」だとか「冗談通じない」と言われ、“言われた側のせい”にされる場合があるから、タチが悪いですね
言われて困るような発言をされた時、笑って受け流している方もいますし…
イジられて、ちゃんとツッコミで返す方もいます。
でも…
だからと言って、その人が傷ついていないわけではないです。
それは、自分を犠牲にする事で、その場の空気や相手との関係性を壊さないようにする為に身に着けた精一杯の“対応策”かもしれません。
それに近いお話で…
「笑われるくらいなら、笑わせたほうがマシ」というのがあります。
これも、あらためて今度描きますが…
自分のコンプレックスを…
「笑われて傷つく前に、自分で笑いに変える事でダメージを減らす」という目的で、自分を卑下するような“自虐ネタ”を言う方もいます。
自分を守る為の、心の防衛反応かもしれませんが…
ぼくとしては、やめたほうがいいと思っています。
最初はネタのつもりでやっていた事でも…
それを続けていると、それが“自分のキャラクター”として固定してしまい、雑に扱われるようになってしまうからです。
そうなると…
馬鹿にしてもいい存在になり、自然に下に見られるようになっていきます。
一度、そのキャラクターで固定されたら…
そこからイメージを払拭し、その立ち位置から抜け出す事はかなり難しいです。
話を戻して…。
今回の「冗談通じない」に関しても同様で…。
例えば、セクハラ発言をされた時…
気まずさから、その場では笑いでごまかしたら、それを「受け入れられた」と勘違いする人もいます。
一度「ウケた!」と思われたら、また次も同じような発言をしてくるようになり…
それは、どんどんエスカレートしていってしまいます。
なので…
本当は、そうした相手とは関わらないようにしたり…
「発言の意味がわからない」と、それの何が面白いのかを説明させるくらいの毅然とした対応をした方がいいと思います。
ただ…
会社など、相手との関係性を切れない、距離を離せない場合が問題ですね。
毅然とした対応で済むのならいいのですが…
上司など、相手によっては、自分に不利益が生じる場合があります。
ぼくなら…
メリットデメリットを考えて、「さらに上の上司に報告する」「上司を利用する」という手段をとるかもしれません。
そこで重要な事の一つに、“コスパ”があります。
「誹謗中傷を訴える事」にも言えますが…
相手に“復讐”(言い方が悪いですが、反撃するという大きな意味で)する場合、それにかかる時間と費用のコストを考えて行動する必要もあります。
いくら復讐できたとしても、それによって…
それ以上の大切なモノを失ったら、メリットよりデメリットが多くなる事もありますから。
「セクハラを訴える」とした時に…
そうした“コスパ”も頭に入れて考え、それでも訴える価値があると判断した場合に行動に移すといいかなと思いました。
心に負った傷なので、訴えない事で我慢するという結果になってしまうのも悔しいですが…
自分の幸せの為に、最善の手を選んで欲しいと思います。
訴える事で時間も費用もかかるなら…
いっその事、転職した方がコスパが良い事もありますから。
その状況や関係性など、様々な要因があるので一概には言えませんが…
それでも、簡単な“解決策”となると難しいですね。
今後の課題として、ぼくも勉強していきます。
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